超新星爆発と事象の地平面出現ショック

Posted on 8月 1, 2009

少し前、ベテルギウスが15年前と比べて15%縮小していて、このまま超新星爆発を起こすかもしれないというニュースを読んだ。そこで超新星爆発の仕組みについて検索したところ、現在でもよくわかっていない所もあるということだ。一応、収縮が止まった衝撃とか音波によって爆発が引き起こされるという説明がされているが、音波でこれほどの大きなエネルギーが放出されるというのは少し考えにくいなあと思わないだろうか?
偶然出来てしまったw自作のブラックホールシミュレーターでは、ブラックホールが出来る直前に、粒子の運動量が捻じ曲げられることが起きていて、これを「時間反転爆発」と名前を付けた。これがシミュレーションの欠陥なのかどうかを考え、補正するなりしようかと思っていた。しかし、もしかしたらシミュレーター上のこの欠陥は欠陥ではなく、超新星爆発を再現できるものになりえるかもしれないと思いシミュレーションをしてみた。

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初期条件として粒子を中が空洞な球となるように配置している。厳密に球状になっているはずなのだが、微妙な濃淡の影響でブラックホールが2つ出来てしまっている。

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こちらのシミュレーション結果では、ブラックホールは2つ、できそうでできない。そのかわり、ブラックホールに吸収されていく竜巻のような現象が見られて興味深い。ブラックホールトルネードとでも呼ぶべき現象。
いずれのシミュレーションも爆発が2度起きるが、重力定数の調節で起きないようにも複数回起きるようにもできる。

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実際の超新星爆発でも、発光を複数回起こすことがあるのが確認されている。このシミュレーションの結果からもしかしたらと思い調べたら、そういう観測結果もあるとわかったので驚いた。最近、板垣公一さんが発見した2006jcは、2年越しで2度の発光が確認されているらしい。
粒子同士の反発力や、時間反転爆発の際に引き起こされるであろう核融合反応で開放されるエネルギーをシミュレーションに加味していないので、結果の正確性は全くない。しかし、超新星爆発でできるブラックホールと強烈な発光現象を、おおまかにとらえているような気がしないでもない。
月の4分の1の明るさだったというSN1006の記録に「驚くべきことに、この星は時に収縮し、時に拡散し、そのうえ時には消えてしまうこともあった」というのがあるらしい。
もし、ベテルギウスの超新星爆発が近々見られるのであれば、天文史上で1000年に一度の一大事件になる。早く起きないかなw

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