脱石油依存の本当の切り札とは
Posted on 12月 3, 2009
・石油があと40年でなくなるといわれて、はや40年。まだなくなる気配がないが?
・採掘技術向上で、あと100年は持つのではないか。
というような意見を聞く。これらの意見は多分正論だ。しかし、50年後か100年後かわからないが、このままだと近い将来枯渇するということは、可能性として非常に高いのは間違いない。石油無機起源説にしても、時間あたりに湧き出す石油の量には制限がある。このまま石油依存を続ければ、人類のさらなる発展を阻害する要因になるだけでなく、現状維持もままならなくなるだろう。したがって、石油依存からの脱出を考えなくていいということには決してならない。石油確保を目的とした戦争を防止する意義も大きいだろう。
そこで、数年前に原油価格上昇とともに、バイオ燃料ブームが沸き起こったわけだ。しかしながら、このブームは食料価格上昇をもたらし、多くの人々の生活を脅かす原因となるということで、バイオ燃料ブームは去っていった。そして、これもまた社会の中で言及しにくい領域に押し込められていった。
だが、ちょっと待って欲しい。
ここに、世界全体の農作物の収穫量を飛躍的に高め、耕地面積を大幅に拡大させるための手段が存在する。すなわち、高濃度CO2環境への地球のテラフォーミングだ。世界の農作物の収穫量が人類の食料を供給してなお、大幅に余るようになれば、むしろ、バイオ燃料の生産は豊作貧乏を防止する手段となるくらいだろう。チーム・プラス666%の狙いの一つがここにある。緑の革命というのは、即、農業の革命でもある。そして、農業の革命は、バイオ燃料の利用を大幅に促進し、現代文明のジレンマの一つである石油依存を解決することになる。
現代文明のジレンマには、水の枯渇というやっかいな問題もある。世界各地で農業用水が足りなくなってきているのだ。地下水のくみ上げすぎということもあり、色々な工夫によって水の消費を抑えることが求められている。しかし、節約という対策も一体いつまでもつというのだろうか。根源的解決法としては、大量の水を保持してくれる森林面積を増やすことにあるのではないだろうか。
そして、限界のある植林という手段よりもっと自然的に森林面積を増やす手段が、大規模なCO2生産工場による石灰岩を利用した地球テラフォーミングの実現なのだ。
この件に関しては、何度でも繰り返し主張したい。
石油にしても水にしても、節約という対策には必ず限界がある。根源的解決手段として最終的にCO2濃度の人為的増加という解決手段が組み合わさらないと、何をやっても持続可能な対策にはならないだろう。
いやいや、そこで原発ですよ。
という流れが最近ブームになってきているように思う。確かにそれは解の一つとしてある。もう、こうなってくると価値観の問題になってくるのかもしれない。
原発のよる電力で、自動車から水までなんでもすませてしまい、砂漠には無機質な太陽光発電パネルが並び、自然は現在のままの規模でいくのか。
それとも、緑の革命を地球に起こし、砂漠を緑化し、豊穣で大規模な自然界の中で、人類のさらなる飛躍を選択していくのか。
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